2008年08月06日

THE SENTINEL。

クラーク・ジョンソン 『ザ・センチネル/陰謀の星条旗』(2006) ☆8.0

製作にも名を連ねるマイケル・ダグラスと『24』のキーファー・サザーランドが主演したアクション・サスペンス。監督は『S.W.A.T.』(2003)のクラーク・ジョンソンで、大統領夫人の役にキム・ベイシンガー。僕は『24』観てないんで、キーファー・サザーランドになんとなく頭の悪そうな印象を持ってたんですけど、本作では結構渋い役でなかなか良かった。どことなくブルース・ウィリスに似ている。

マイケル・ダグラス扮するピート・ギャリソンは、かつてレーガン大統領を暗殺の危機から救った伝説のシークレット・サービスで、今もなお第一線で現大統領の警護にあたっている。で、ある日、仲間の一人が自宅前で何者かに射殺され、その事件の捜査に当たるのが、かつてギャリソンの相棒だったが今は袂を分かったデヴィッド・ブレッキンリッジ(キーファー・サザーランド)。彼は、この殺人事件は単なる物取りの犯行ではないと推測し、大統領の警備を強化するよう指示。一方で、ギャリソンがタレ込み屋から大統領暗殺計画にシークレット・サービス内の人間が関与しているという情報を入手し、ブレッキンリッジを先頭に組織内部の裏切り者探しが始まるのだが、その途上、ギャリソンの元に差出人不明の封筒が届く。中には一枚の写真が入っていて、そこには自分と大統領夫人のサラ・バランタインが密会している場面がはっきり写し出されていた。戦慄したギャリソンは犯人から指定されたカフェに赴く。が、その不審な行動に疑問を抱いたブレッキンリッジはギャリソンに疑惑の目を向け始め‥‥。

これまた『ザ・シューター/極大射程』に続く大統領暗殺・陰謀モノで、疑惑を掛けられたギャリソンが逃亡しながら組織内の真犯人を見つけるっていう流れも『ザ・シューター』と基本的に大差ない。っていうか、シークレット・サービスがファースト・レディーと不倫しちゃったら、確かにそれはある意味で裏切り者な気が‥‥。実際、劇中でキム・ベイシンガーが「この写真で大統領を殺すのかもしれない‥‥」っていう意味のことを言うんだけど、まさにその密会の事実こそ大統領にしてみたらテロリズムですよね。その一線は越えちゃイカンだろーっていう。とはいえ、この女性関係のだらしなさが本作の面白いところで、ギャリソンとブレッキンリッジの確執も実は、ギャリソンが相手の奥さんに手を出したとか出してないとか(実際は出してないみたいだけど)、そういういざこざで絶交しちゃったらしく、その「シークレット・サービスのクセにしょうもないな、コイツら」っていうところが非常に良い。141年間、シークレット・サービスは裏切り者を出してないらしいんだけど、その歴史がこんな形で幕を閉じるとは人間の業とは恐ろしいです。

で、話し戻るけど、スキャンダル写真を撮ったのは暗殺を計画している一味と同一犯なのに、何でそれを公にするっていう方法を選択しなかったんだろう?っていうのが今思えば謎。それをマスコミに送るだけで大統領を辞めさせることなら簡単に出来たと思うのだけど、それじゃダメだったのだろうか?何らかの復讐だったのか?その辺、僕の記憶が曖昧なせいか、ちょっと良く分からないです。でも、復讐の為の暗殺だったらそんなゴシップ追いかけてもしょうがない気がするんだ‥‥。う〜ん。

ちなみに「SENTINEL」とは見張りとか番人とかそういう意味らしい。



予告。↓

posted by ケニー at 03:57| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
メッチャ気になるブログですぅ〜♪

エイッ! お気に入りに登録 完了♪
Posted by きよみ at 2008年08月06日 05:06
どうも、ありがとうございマス。
Posted by ケニー at 2008年08月06日 05:48
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