2008年11月06日

クローズZERO。

三池崇史 『クローズZERO』(2007) ☆8.1

ご無沙汰です。ちょっと更新率落ちてますが、まあマイペースで。

今回は、続編の『U』が来年公開予定の、その前作である『クローズZERO』です。原作は高橋ヒロシの人気コミック。監督は『殺し屋1』や『着信アリ』などバイオレンス映画がお得意の三池崇史で、主人公の滝谷源治役に小栗旬、そのライバル・芹沢多摩雄に山田孝之、ヒロイン役に黒木メイサという感じです。とりあえず、簡単にあらすじを。↓

舞台は、最凶・最悪の不良たちが集まる悪名高きワルの巣窟、鈴蘭男子高等学校。地元のヤンキーたちは皆、未だ誰も成し得ずにいるその鈴蘭の頂点に君臨することを夢に見て、派閥間での抗争をくり返している。そんな中に転入してくるのが三年の滝谷源治で、ヤクザの組長である親父(岸谷五朗)を超える為に、親父の成し得なかった鈴蘭の頂点の座を獲ろうと息巻いている。しかし、ただ喧嘩が強いだけでは誰も付いてこず、一人ではどうにもならないことを知った源治は、ひょんなことから鈴蘭のOBで今やヤクザの下っ端である片桐拳(やべきょうすけ)と知り合い、どうすれば鈴蘭を纏められるのか教えを請うことに。ダメダメだけど憎めない兄貴分の拳とツルむ内に源治は徐々に仲間の大切さを知り、次第に源治の周りにも一緒に鈴蘭の頂点を目指そうとする仲間たちが集まっていく。そして、ついに鈴蘭の頂点に一番近いとされる男・芹沢多摩雄とのガチ抗争に発展して‥‥という感じ。

crows-01.jpg僕は一応、原作の初期の方だけ読んでてけっこう燃えたんですが、なんと言っても原作がカッチョイイのはその不良たちのルックスにある。それ以前の『ビー・バップ・ハイスクール』とかの不良マンガのようなリーゼントに短ランや長ランとかじゃなくて、『クローズ』の不良たちは基本テイストがパンク・スタイルなんですよね。グラサンして黒いTシャツ着て、ゴツいアクセサリー付けててトゲトゲのリストバンドしてるみたいな。日本の不良高校生にこんな奴らいないだろっていう感じなんだけど、でもそこがスタイリッシュでカッコいい。それで考えると映画の方はちょっとそのスタイリッシュなワルさみたいなのがあんまりないのが残念といえば残念でした。唯一そのテイストを維持してて、やたらカッコいいのは主演の小栗旬だけかな。小栗旬はあんまり良いイメージなかったんだけど、本作を観て悔しいかな「コイツ、カッコいいじゃないか」と思わされました。小栗ファンでワルい男が好きな女子はイチコロでしょう、コレは。

三池の暴力シーンの演出とか下らなくて笑えるエピソードとか流石にそれなり良いんだけど、やっぱり本作の魅力は小栗旬に尽きるなー。ルックスもカッコいいんだけど、喧嘩のシーンとかに見せる身体の動きがなんか非常にリアル。回し蹴りの角度とか殴る時の身体のバランスとか、ちょっと褒め過ぎかも知んないけどブルース・リーをほんのり想起する。全身にバネが利いてるというかキレが鋭い感じ。指導の賜物なのか天性のモノなのかは分からないけど、カッコいいです。『アポカリプト』の主人公みたい。

でも、全体のバイオレンス度はイマイチ。まだ観てないんだけど『青い春』辺りと見比べてみたら面白いかもなー。



予告。↓


posted by ケニー at 20:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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