2008年01月30日

SILENT HILLを観る。

クリストフ・ガンズ 『サイレントヒル』(2006) ★9.5

(*一応、ネタバレ注意)これまたコナミの人気ホラーゲーム「サイレントヒル」の映画化っていうことで、最近かなりゲームモノばかり観てますが、いや、しかしこれはメチャクチャ傑作でした。ホントこういうのを観たかったんだよっていう感じで、冒頭から一気に物語が走り出してこいつはマジでヤバいです。あらすじを説明すると、ローズとクリスという夫婦の間にシャロンという9歳の娘がいて、彼女は夢遊病を患っていて一人で寝ながら徘徊しちゃうんだけど、その状態の時に娘がことあるごとに「サイレントヒル」という地名を口にしてて、それが気になった母親のローズが娘と一緒にかつて実在し、今はゴーストタウンと化したバージニア州(だったかな?)の「サイレントヒル」を訪れる。んで、そこではかつて狂信的とも言えるような強い信仰心が民衆を支配してて、そういった集団ヒステリーによってある少女が魔女扱いを受け、火あぶりにされて‥‥。っていう感じで、話はかなりオカルティックでビザール(『ザ・セル』のイメージにちょっと近い)な色彩を放ちつつ進行していくんだけど、何がイイって、途中で消えてしまった娘を助ける為に恐怖をものともせずに一心不乱に立ち回る母親ローズがカッコ良過ぎです。この街に踏み込んだ時から、彼女は薄々ここがヤバい場所であると勘付いてるんだけど、でも娘を置いて逃げる訳にはいかないっていう断固たる決意が彼女を支えていて、その「腹を決めた感」がぐんぐん映画をドライブさせていく。無人の街中に、変な汚い婆さんがいきなり出てきた時もローズはびっくりするよりもまず「ここは一体何なの?娘はどこなの?」と食って掛かるっていう、そういった有無を云わせない迫力が彼女にはあって、これこそ僕がホラー映画に求めていた「敵」に立ち向かう主人公の姿だと思いました。カメラワークや編集も抜群に冴えてるし、ホント最後まで興奮しっ放しで、強いて言うならラストの教会のシーンはあんな触手系じゃなくてもっと効果的なイメージがあったような気もしないでもないんだけど、いやーでもスゴいですね、これは。もう、全くもって必見です。

『ジェヴォーダンの獣』も観てみたいわー。



予告です。↓

posted by ケニー at 06:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。