2008年05月25日

原題は『White Noise』です。

ジェフリー・サックス 『サイレントノイズ』(2005) ☆7.0

主演が『バットマン』でおなじみのマイケル・キートン。監督はイギリスのTV界で活躍してた人らしくて今作が映画デビューらしいです。という訳で、あらすじ。↓

(*ネタバレ注意)マイケル・キートン演じる夫ジョナサンは、妻であるアンナ(チャンドラ・ウェスト)と息子マイケルとの三人でとても幸せに暮らしてたんだけど、突如アンナが行方不明になってしまう。警察の捜索も空しく、行方が掴めないまま何日か過ぎたある日、ジョナサンの前に一人の男が現れる。その男、レイモンドはジョナサンに「奥さんは死んでいます。私は彼女の声を聞きました」と告げ、名刺を置いてどこかへ消える。当然ジョナサンはそんなバカなことを信じちゃいなかったんだけど、実際に警察から奥さんの遺体が見つかったと連絡を受け、ひたすら慟哭。何日経っても悲しみは晴れず、彼女の声を再び聞きたいという思いから、ジョナサンはあの男の家を訪れることになる。

レイモンドは愛する人を亡くした悲しみからEVP(電磁音声伝達現象)と呼ばれる現象、簡単に言うとあの世の人間の声を録音できる装置の研究を自宅でしてるような悲しい男で、しかしその現象に魅せられたジョナサンもまたすっかりハマってしまう。でも、あの世と交信するのはコックリさんよろしく当然ながらとても危ない。深追いすればアンナとは関係ない悪霊を召還して呪い殺されてしまい、実際レイモンドは死亡するんだけど、ジョナサンはアンナの声を聞く一心で自らの自宅にEVP装置を持ち込み、四六時中ブラウン管と向かい合う生活を送り始める。

そっからは彼女を殺した犯人とか最後に出てくるんだけど、途中からよく分からない設定が入ってきて、なんかゴチャゴチャしてくる。この録音機器っていうのはリアルタイムで霊と交信できる訳じゃなくて、ビデオやカセットテープをずっと録画状態にしておいてその後に巻き戻してそのテープを再生すると、運が良ければ何か声なり姿なりが写っているっていう手法で、そこには時間差が生じる。で、途中からまだ生きている人間が写り出して、そこに写ったヤツはその後死んでしまうということが発覚して助けに走るみたいな、つまり未来予知の要素が入ってくるんだけど、ちょっと盛り込み過ぎ。それだったら最初から未来の出来事が見える装置っていう話にすりゃいいのに。このままタイムパラドックスな方に行くのかと思いきや、そっちには行かないで悪霊との対決になるのも、ちょっとどうなんでしょう。予知とか霊との交信&録音とか、単純に犯人探しとか、どの要素でも面白くなりそうなんだけどそれらの可能性を絶妙に回避してつまらなくしてしまったっていう、『デジャヴ』になり損ねたような感じで勿体ないっす。



予告。↓


posted by ケニー at 13:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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